あんつぁんの風の吹くまま

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【 「日米安保」は極東におけるベルリンの壁である 】

米政府、地位協定の改定応じず
2013年12月18日(水)8時35分配信 共同通信

 【ワシントン共同】米国務省のハーフ副報道官は17日の記者会見で、在日米軍基地の管理、運用などを定めた日米地位協定の改定を沖縄県が求めているのに対し「米政府が見直し交渉に同意したことはないし、今後も検討しない」と述べ、改定交渉の可能性を強く否定した。

 同県の仲井真弘多知事は同日の沖縄政策協議会で、米軍基地内で事件や事故が起こった時、立ち入り調査ができるよう協定改定を政府に要求。菅義偉官房長官は記者会見で「政府として最大限努力する基本姿勢で当たっていく」と述べていた。


 このことは、日本は属国であることを、米国政府が明言したのと全く同じ意味を持ちます。

 しかし冷静に考えれば、米国は日本から搾取しなければ存続し得ないほど、腐り切ってしまった国家であることを、如実に物語っています。

 そして、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に反対する米国の国民の中には、そのことに気が付き始めて良心の呵責に嘖まれ、声をあげ始めた人々がたくさんいることを、双方向性情報通信(インタラクティブメディア)が伝えています。

 我々日本人が搾取に耐え忍んでいれば、米国は、ベルリンの壁が崩れてソビエトが崩壊したように、自壊する運命にあるのです。

 その時は、どうやら、オバマ大統領の在任中にやって来るのでは無いかと、予想されます。









 もちろん、極東における本当のベルリンの壁は、朝鮮半島の三十八度線であることは言うまでも有りません。

 したがって、再び朝鮮半島において有事が発生した場合に、日米安保条約の真価が問われることになるのであります。


 [ かんしゃくを起こすと、友人を失う  嘘をつくと、自分自身を失う ]
by antsuan | 2013-12-18 17:12 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)