あんつぁんの風の吹くまま

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十月十日は心も空も晴れの特異日ではなくなった

 昨日の十月十日は晴れの特異日だったはずですが、今年は残念ながら雨模様になってしまいました。

 そうです。昭和三十九年の十月十日。あの東京オリンピックの開会式をどれだけ多くの日本人がテレビに噛りついて見ていた事でしょう。私もその一人でした。NHKのアナウンサーの名調子に相づちを打つほどに、前日までの土砂降りの雨が嘘のような雲一つない秋晴れの空、これぞ日本晴れなのだと心底思ったものです。

 それを記念しての体育の日だったはずなのですが、祝日を月曜日に持って行くための思索により十月十日は必ずしも休日とはならなくなりました。それが今年はたまたま十日が祝日にぶつかったのに、晴れの天気にはなりませんでした。

 嗚呼、昭和は遠くなりにけりです。私は幸せ者です。東京オリンピックを知っているんですから。

 ま、感傷的な事はあとにして、家に居ても粗大ごみ扱いにされそうなので、雨ではありましたが、その方が返って道も混まないだろうとドライブに出かけました。子供三人を乗せて、もうじき始まる東京モーターショウの会場の下見に千葉県の幕張メッセまで車を飛ばして行ってきました。案の定、会場はがらんとしてブースを作る工事関係者が動き回っているだけでした。それでも此れから始まる大きな催し物の準備にどれだけかかるのか子供たちが認識するだけでも収穫だと思いました。
 
 そういえば、東京でもないのに東京の地名を堂々と使ったのは東京オリンピックもそうでしたね。江ノ島がヨットの競技場になったし、横浜の三ツ沢競技場でサッカーの試合が行なわれたのでした。
 
 実は、わが家には東京オリンピックに使われたものがいまだに現役で活躍しています。それは代々木の選手村の食堂で使われた椅子です。外国人選手の体格を考えて作られた椅子なので普通の椅子よりも大きめなのです。しかし、そんな話をしても子供たちどころかかみさんもちっとも興味を引いてくれません。
 
 嗚呼、そんな訳で我が心も空模様と同様、メランコリーな気分になっております。
by antsuan | 2005-10-11 18:57 | 身の回り・思い出 | Trackback | Comments(0)
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