あんつぁんの風の吹くまま

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未来を映す鏡はもう出来ている

           東京新聞夕刊より抜粋
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 以外と知らない人が多いようなので、あらためてこの記事を載せたのですが、テレビを世界で最初に創ったのは、この高柳健次郎さんという日本人なのです。

 しかし、それが関東大震災という大災害がきっかけだったとは知りませんでした。

 そして、その高柳氏が夢見ていた「未来を映す器械」なのですが、実は、もうとっくの昔に出来ていまして、実用化されています。

 その名はスーパーコンピューター。チェスやオセロなどのゲームでは、もうどんな名人よりも先に、スーパーコンビューターが未来を読み切ることが出来ます。

 気象についても同様で、スーパーコンピューターのお陰で、海山の遭難はだいぶ防ぐことが出来るようになりました。

 しかし、だからといって世の中が平和になり、人間が幸せになったかといえば、その逆で、その科学的な鏡を使うのは所詮人間である以上、悪人にその器械が使われてしまうと、社会の混迷は自然災害を凌駕してしまうほど、酷いものになってしまうことがわかっています。





 [ かんしゃくを起こすと、友人を失う  嘘をつくと、自分自身を失う ]
by antsuan | 2013-01-26 21:45 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(2)
Commented by sweetmitsuki at 2013-01-27 05:50
スーパーコンピューターが未来を読み取ることが出来るのはチェスやオセロなど西洋ルールのゲームだけで、とった駒を自分の駒として使える日本式の将棋では、名人はおろかアマチュアにさええ勝てないそうです。
日本の侘び寂びがプログラムされていないスパコンはまさに画竜点睛を欠いているといえます。
日本のスパコンは2位じゃダメなんです。
Commented by antsuan at 2013-01-27 22:48
・緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)は、未来を予測するために創られたスパコンであり、立派に機能していたと思われますが、それを必要とする人には、黒く塗りつぶされて見えないようになっていたのでありました。