あんつぁんの風の吹くまま

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道徳心のない有識者の出番はもうじきなくなることだろう

 人間には魂がある。しかし、その魂に道徳心が宿るとは限らない。

 今の日本には、その様な、道徳心のない有識者達がウヨウヨ存在して、あたかも、占い師が吉凶を予言するがごとく、無責任に経済を破滅させている。

 有識者という言葉が幅を利かせ始めた時に、その権威付けがおかしいと思ったのはわたしだけではないだろう。それまでは、学者という言い方が、専門的な知識を有する人を意味していたのである。そして、それで十分であった。

 それが、何故、有識者という言葉にすり替わったのか、よく考えてみると、そこに官尊民卑の思想があり、主権在官を目指す陰謀が潜んでいたと考えるのは、穿ち過ぎであろうか。

 ところが、有識者即ち官僚という認識が出来、主権在官主義が確立しそうになった時、それを物の見事にぶっ壊す出来事が起こった。

 それが、郵政民営化解散である。国民という主権者の民意に諮るという、単純明快な主権在民の再認識が提議されたのであった。

 官僚やマスメディアの有識者達は、主権者たる国民の民意に諮ったことを、どうしても認めたくなかったので、これを小泉劇場と称し、劇場型選挙といって、国民はあたかも小泉純一郎総理大臣に踊らされた観客のような表現をして誤魔化したのであった。

 しかし、時、既に遅し。国民は目覚めたのである。小選挙区制選挙が国民の民意を表すのに最適な制度であることを。

 したがって、今度の選挙も、国民の民意が十分に反映されることは間違いない。





[祈りとは自然との対話のこと 
 こころで尋ねれば こころからの答えがもらえる]

by antsuan | 2012-12-09 21:46 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)