あんつぁんの風の吹くまま

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『歴史とは虹のごときものである』  虹は 距離と角度を置いて 初めてみることが出来る

『歴史というものは虹のようなものである。それは近くに寄って、くわしくみれば見えるというものではない。近くに寄れば、その正体は水玉にすぎない』
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 そして、歴史における水玉というのは、個々の歴史資料や個々の歴史的事実といったものであろう。だが、こういった歴史的事実を集めてみても、その観察者の立っている場所が悪ければ、歴史の実像はいっこうに見えてこないのである。

 見る側の人間がいなければ、虹と同様で「歴史」は存在しない。いわゆる客観的なものは個々の「史実」だけであり、それはあくまでも虹における水滴ごときものなのである。

 それはたとえば、この前の戦争、すなわち第二次世界大戦の歴史を考えてみれば分かるだろう。



 渡部昇一のこの本は、二十年前に書かれたものであるが、水玉のごとき「史実」すらも知らされなくなってきている、今の日本人には、第一章だけでも読む価値があると思う。

 かく云うわたしも、まだ第一章しか読んでいないのだが、、。





  過ちを見てそれを正そうとしなければ過ちを犯した者と同罪だ
by antsuan | 2012-10-21 22:53 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback(1) | Comments(0)
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