あんつぁんの風の吹くまま

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放射性物質は雨水とともに木の窓枠に染み込んでいた

 ときどき、ポケット線量計を使って、家の周りの放射線量を計っています。

 放射線量は、雨が降った後の草木に測定器をあてると、変動することが分かっています。ところが、木造の我が家では、草木だけでなく、雨に濡れた壁などからも、放射線が漏れていることが分かりました。

 そして驚くべきことに、木の窓枠に線量計を近づけると、しっかりと反応するのです。この木枠に染み込んでいる放射性物質はいったい何なのでしょうか。そして、冬になり家の周りが乾燥してきたら、この放射性物質は再び大気中に舞い上がるのでしょうか。

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 そういえば、大学の卒業研究で、海水中のウランを吸着させる物質の研究をしている班がありました。彼らが有効性の在る物質として一番に指摘したのは木炭でした。

 全く恐ろしいことです。日本に住む人は今後何十年何百年にも亙って、放射線を被爆しながら生きていくことを強いられるのです。

 大学の看護学部に通わせている息子には、我が家の伝統として、放射線医学を研究させたいと思っていますが、この際ですから、放射線環境衛生学という分野を切り開いて欲しいと願っています。










[祈りとは自然との対話のこと 
 こころで尋ねれば こころからの答えがもらえる]

by antsuan | 2012-07-29 11:32 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(0)