あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

お世話になった税理士の先生も総胆管ガンだった

 下記の記事が気になったのは、税務署の副署長で退官し、税理士としてこちらの法人の面倒を見てくれた先生が、胆管ガンだったからです。

 毎年、一流の人間ドッグで健康診断を受けていたのに、見逃され、風邪を引いた時にこちらの病院で検査をして、ガンが見つかったのでした。しかも紹介した県立がんセンターが、全身にガンが転移していることは容易に診断出来るはずなのに、無理に手術をしてしまったがために、衰弱してあちこちにガンが発症し、手が付けられなくなって、仕事を整理してから死にたいという願いも適わず、退院出来ないまま死んでしまったのでした。

 お世話になった税理士の先生は、書類のページをめくる時に、指を舐めるのがクセで、紙に付いている不純なものが身体に悪影響を及ぼさないか心配していました。特に気になっていたのは、複写用のノンカーボン用紙です。あの見えない材質が人間の身体に悪さをするのではないかと思えてなりません。


胆管がん発症・死亡 東京と宮城でも 印刷会社 厚労省、全国調査へ
産経新聞 6月12日(火)7時55分配信

 大阪市内の印刷会社の元従業員が高頻度で胆管がんを発症し、男性4人が死亡した問題があり、同様の事例が東京都と宮城県でも報告されていたことが11日、厚生労働省などへの取材で分かった。同省は特定の地域や事業所に限らず問題が全国的に拡大する可能性があると判断し、近く全国の事業所を対象に実態調査する方針を固めた。

 この問題では、産業医科大(北九州市)の熊谷信二准教授が、印刷会社で使われた洗浄剤に含まれる有機溶剤が発症原因の可能性もあると指摘しているが、因果関係はまだはっきりしていない。同省が原因物質の特定を待たずに全国調査に乗り出すのは異例。

 同省は、アスベスト(石綿)の健康被害と同様に問題が拡大する可能性もあるとみている。

 一方、大阪市の印刷会社では、動物実験で発がん性が指摘されている「1、2ジクロロプロパン」と「ジクロロメタン」を多量に含む洗浄剤が約10年前まで使われていたが、従業員に防毒マスクを支給していなかったことが元従業員らの証言で判明。劣悪な作業環境が被害を拡大させた可能性もあり、同省は当時の労働環境について調査を進めている。

 関係者によると、大阪市の印刷会社で先月末に問題が発覚後、東京都と宮城県の印刷会社でも、勤務していた元従業員が胆管がんを発症したとの情報が遺族らから地元の労働基準監督署に寄せられた。

 同省は確認を急いでいるが、同様の事例が他の地域で報告されたのは初めてという。

 大阪市の印刷会社では、印刷の誤りなどを修正する校正印刷部門に平成3~15年までの間に勤務していた男性33人のうち少なくとも5人が胆管がんを発症、4人が死亡した。発症年齢が25~45歳と若く、発症率は日本人男性の平均の約600倍と高かった。

 総務省の統計によると、全国の印刷会社は約1万8千社で、校正印刷を主とする会社は約150社に上る。






[ あなたが生まれたとき周りの人は笑って、あなたが泣いたでしょう だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って、周りの人が泣くような人生を送りなさい ]
by antsuan | 2012-06-12 13:59 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(2)
Commented by HOOP at 2012-06-12 20:17
ありがとうございます。
私も気をつけなければと思っています。

総胆管の閉塞は癌であれば、去年の解決はなかったはずだ
と今のところは判断しております。
Commented by antsuan at 2012-06-12 20:34
・近ごろは超音波診断装置で割と簡単に見つけられるのですが、やはりしっかりとした診断能力がなければどんな良い装置を使ってもダメですからね。