あんつぁんの風の吹くまま

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小泉総理のやろうとしていること

 わが家のすぐ近くに日本債権信用銀行と日本長期信用銀行の保養所があったことは前に書いたことがあるが、このほとんど官営銀行とも言える資金を使って官僚は財界を操っていた。

 戦前、普通選挙が制定されたときには、軍が政治資金を渡して立候補者や国会議員を意のままに操っていた。軍人という官僚が政治を動かすことが出来たのは、軍の機密費という、軍人官僚が自由に使える金がふんだんにあったからである。

 そして、この官営銀行の破綻によって明らかになったことは、官僚が自由に使える財政投融資と云うブラックマネーがまだまだたくさん残っていることだった。このブラックマネーの流れをつかんだ国会議員の石井紘基氏は暗殺されている。

 本来ならばこの石井紘基氏の遺志を継ぐべき民主党が、日本の政治を腐敗させている財政投融資の息の根を止めなければならないのにもかかわらず、驚いたことに、その恩恵を受けていた自民党自らがそれを断ち切るべく立ち上がった。それが今回の郵政民営化解散の本質である。

 1喝たぬき氏が述べているように、裏にハゲタカファンドの影があることも事実であろうが、とにもかくにも日本の政治を官僚が操ることの無いように、このブラックマネーを表に出すことが必要なのだ。それを総理大臣がやろうとしている。一国会議員が立ち上がったのではない、総理大臣が立ち上がったことに大いなる意義があると思う。
by antsuan | 2005-08-20 23:59 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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