あんつぁんの風の吹くまま

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民主党の体質

 民主党は二大政党というところの一翼を担っている自負があるようだが、付け焼き刃的な選挙公約では、とても政権政党としての体を成していないようだ。

 まず外交に関して、米国と距離を置く姿勢を明確にし、チャイナなどのアジア重視を叫んでいるが、これは、端的に言えば自由主義よりも社会主義を支持する事を意味していて、二大政党となる前提の資本主義を否定しかねない考えであり、国民はその匂いを敏感に嗅ぎ取るであろう。

 また、せっかく小泉政権が、外交カードを使わないと表明しているのに、わざわざ外交問題をぶり返すような野党に勝ち目はない。外交に関しては現政権の与党が常に主導権を発揮出来る分野であって、この分野で野党が勝つ条件は現時点においては全くないといっていいだろう。

 内政においても、郵政民営化はむしろ野党の民主党が声を大きくして叫ぶべきで問題であり、この捩れ現象を解消しようとしない限り、国民は民主党を古い体質の政党と見做すであろう。とすると、古い体質をぶっ潰すといってそれを実行している小泉総理を、喩えその実行している中身が空っぽであっても、国民が支持をするのは当然の事である。
 
 今回の解散は中身の論争ではない。小泉政権の行動に対して信を問う信任投票なのだ。その事を明確にしている小泉総理の方がずっと分かりやすいし、支持の高まっている事も頷ける。
 
 民主党が今度の総選挙で勝つためには、信任投票の選挙ではなく、政策の中身を問う選挙に持ち込む事であるが、それよりも何も、古い体質の政党ではない事をもっとアッピールする必要がありそうだ。
by antsuan | 2005-08-16 11:11 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)