2012年 02月 21日
被害者の人権を高めることが「平和」につながる
日本人は昔から償うという意識の高い民族だったと思うのですが、戦後の一神教的民主主義が浸透してからは、まったく様変わりしてしまいました。いまは、加害者の人権の方が尊重されています。世界が平和にならないのも、この加害者の人権が幅を利かせているからだと思います。 数年前から、この事件をキッカケにして作られたと思われる、地域の被害者ネットワークの副会長を引き受けているのですが、単なるお飾りになるのではなく、積極的に被害者の人権を高めることに力を入れていきたいと思います。 そして、ひと言付け加えるならば、こういう事件は教育の本質的なものが崩壊していることを意味しているのです。
by antsuan
| 2012-02-21 12:35
| 文学・教育・科学・医療
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Comments(6)
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by
marsha
at 2012-02-21 21:43
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被害者より加害者の人権の方が守られるなんて、おかしな社会だと予々思っておりました。 被害者こそ守られるべきで今回の判決は当たり前ですね。 被害者の本村さんは立派でしたね。
今の歪んだ社会を少しずつ正して行くべきですね。
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antsuan at 2012-02-21 22:08
・残念ながらそういう被害者は身近にたくさんいます。
みんな声を上げられなくて苦しみ悲しんでいるのです。 原発反対デモと同じで独りでも多くの方に立ち上がってもらいたいものです。 私なんか警察署でどなってひんしゅくを買っているのですがね。 それぐらいやらなければ、被害者の方は心を開いてくれないのです。 クロネコヤマトの小倉正男さんのように出来ることから始めたいと思っています。
罪を憎んで人を憎まず!憎むとか憎まないの問題でなく、被害者が出てた事実は消えないし、犯人が存在しなかったら、被害も出なかっただろうし、再犯率は極めて高いのですから、被害者を又出さない為に、封印するか消去すべきだと思います。精神障害者の責任能力では無く、被害者を出した事実が問題なのです。
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antsuan at 2012-02-22 22:49
・やはり償うことを疎かにしたら、同じ過ちを二度三度とすることでしょう。
Emitanさん、人の生死は正義によって決められるべきでしょう。そういう教育を蔑ろにした付けが回ってきたようですね。
処で犯罪者を封印する為の経費は10年でどの位掛かるのでしょうか?又消去決定から何年も封印すれば此れも可也の経費が掛かるのでしょうね?まあその前に警察検察の先を急ぐでっち上げを解決しないと冤罪量産から脱せないですね。取り返しの出来ない人生を取り上げたり、税金の無駄使い余り問題に成りませんよね。
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antsuan at 2012-02-23 09:11
・Emitanさん、死刑というのは、犯罪者が被害者になることであって、それが最高の償いだからですよね。被害者の遺影の前で毎日祈りを捧げるとか、封印の仕方にも、もっと改善する余地があります。
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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