あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

火山活動が治まったのと勘違いしているような「冷温停止状態」事故収束宣言に強く抗議する。

 野田総理大臣、松下政経塾出身であるならば、他人事のような事故収束宣言を発するわけには、口が裂けてもいかないと思いますがね。

 松下政経塾の終業式にあたり、野田総理は塾生代表として松下翁に向かって「我々は我々なりに悩み、苦しみ、もがき、あがいてきた一年間で御座いました。血のにじむほど強く唇を噛みしめるというような、そういう経験も一度や二度ではございません・・。」と、謝辞を述べたと聞き及んでおりますが、国家の経営者となった今、国家の難局に当たり、そういう覚悟や信念を、いったい何処へ捨ててきたのでありましょう。

 この発表は、これから顕著になるであろう放射能被爆関連の病気対策どころか、国民を実験動物扱いにするに等しいおぞましい宣言といわざるを得ません。

 放射線管理に当たってきた一診療放射線技師として、右左あんつぁんはこの宣言に強く抗議するものであります。

首相、事故収束を宣言=「冷温停止状態」達成―避難区域見直しへ―福島第1原発
時事通信 12月16日(金)16時4分配信
 東京電力福島第1原発事故で、政府は16日、原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)の会議を首相官邸で開いた。原子炉の冷却が安定して放射性物質の放出が大幅に抑えられた「冷温停止状態」が実現し、事故収束に向けた工程表「ステップ2」が完了したとする政府・東電統合対策室の判断を了承。野田首相は「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言した。
 同原発では3基の原子炉が炉心溶融(メルトダウン)を起こし、溶けた核燃料の状況が確認できない上、放射性物質の外部への放出も完全に止まっていない。避難した周辺住民の帰還のめども立っておらず、反発を呼びそうだ。
 宣言を受け、政府は同原発から半径20キロ圏内の警戒区域と、年間放射線量が20ミリシーベルトを超える計画的避難区域を、新たに3区域に再編する検討に入った。近い将来の帰宅が可能な「解除準備区域」(年間線量20ミリシーベルト未満)、数年間居住が難しい「居住制限区域」(同20ミリシーベルト以上~50ミリシーベルト未満)、数十年間帰宅できない可能性がある「帰還困難区域」(同50ミリシーベルト以上)とする方向で調整している。 
最終更新:12月16日(金)16時21分

by antsuan | 2011-12-16 17:28 | 政治・経済 | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://antsuan.exblog.jp/tb/15119466
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by gabefunyaa at 2011-12-17 09:58
全然事態が収束してない(数十年先にえらいことになるのが目に見えてる)
ので
頭抱えています。
「ただちに」影響が出ない=「じわじわ長年にわたって」影響が出る
ってことですよね。
一般の放射性物質取扱い作業従事者の場合、妊娠可能年齢の女性は
それ以外の人々にくらべ上限が引き下げられているのに、
居住者についてほとんど配慮が見られないのはなぜなんでしょうか。
Commented by antsuan at 2011-12-17 13:33
・日本は法治国家でないことの証明でもあると思います。
やはり押し付けられた憲法ではなく、国民自らが作り上げた憲法にしないと国家そのものが成り立ちませんね。
Commented by cocomerita at 2011-12-17 19:47
大事なことは、国民が政治家の奴らの言うことは一切信用しないことだと思います
駄目だと言っても、あの人たちは嘘をつき続けるでしょうから...

本当に、税金不払い運動したくなります
Commented by antsuan at 2011-12-17 23:19
・cocomeritaさん、時々夢見るのは、いままでの民主党内閣の閣僚全部をひっつかまえて軍事裁判にかけることです。もちろん、絞首刑なんて尊厳ある殺し方はしません。福島第一原発の原子炉建屋を彼らの終の住み処にさせるのです。
Commented by HOOP at 2011-12-18 06:00
事態が終息したのであれば、ただちに捜査/司法手続きに入るべきです。
Commented by antsuan at 2011-12-18 10:27
・HOOPさん、明らかに内乱罪を適用すべき重大なる事件ですからね。