あんつぁんの風の吹くまま

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「謎解き」こそ、歴史家の本来の仕事

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 張作霖暗殺事件は覆しようのない証拠と証言があって、日本の関東軍による犯行とされてきていたのだが、外国人によるリットン調査団の報告書でもミステリアスな事件というだけで、結論めいたものではなかったようだ。

 この賞の選考委員の一人、中西輝政京都大学教授は、「元来、『謎解き』こそ歴史家の本来の仕事なのだが、日本の現代史家はなぜか安易に歴史を『確定』したものとして、その『意味付け』ばかりに集中してきた。つまり、歴史本来の実証を疎かにしてきたのである。」と、述べている。

 どうやら歴史の謎解きも、歴史の専門家に任せるのではなく、市民が取り組む時代になってきたようだ。
by antsuan | 2011-12-14 12:06 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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