あんつぁんの風の吹くまま

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七十年目の開戦記念日、日本は当時とほとんど同じ状況に立っている

 ご覧の通り、外は相当寒そうです。
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 歴史を振り返る事は未来を見つめる上でけっして無駄な事ではありません。それどころか、歴史の真実を知る事こそが未来の道標でもあるのです。今日は、七十年目の日米開戦記念日です。

 白人を恐れる事なく堂々と戦って勝利したアジアの民族は日本人が最初なのです。先の大戦で日本は敗けてしまいましたが、その結果、アジアから白人を追い出す事に成功したことは紛れもない事実です。

 当時のフランクリン・ルーズヴェルト米国大統領が、日本の暗号を解読していて真珠湾攻撃を知っていたかどうかという問題は、その部分に関する機密文書が未だに公開されない事からも、充分に察しが付きます。

 もっと重要な歴史的真実は、戦争を仕掛けてきたのは日本ではなく米国政府であった事です。大英帝国のチャーチルはいうに及ばず、ソ連のコミンテルン、支那の蒋介石などが、表向き軍事中立を保っていた米国に日本を潰させようと、必死になって画策していたのです。それは、今までに公開された海外の機密文書から既に明らかになっています。

 以下の記事はウィキペディアからハリー・ホワイトに関する内容を抜粋したものですが、あの世界大恐慌から第二次世界大戦に突入して行った帝国主義の断末魔を知ることができます。

 ルーズベルト内閣のスタッフにはハリー・ホワイトなど、コミンテルンのスパイが多数存在しており、彼らがスターリンの指令で日米開戦を仕向けようとしていたことがヴェノナの解析、暗号解読で明らかになっている。

 
 1941年11月17日に「日米間の緊張除去に関する提案」を財務長官ヘンリー・モーゲンソーに提出、モーゲンソーは翌18日にこれをフランクリン・ルーズヴェルト大統領とコーデル・ハル国務長官に提出した。これがハル・ノートの原案である「ホワイト試案」(または「ホワイト・モーゲンソー試案」)となり、大統領命令により、ハル国務長官の「ハル試案」と併行して国務省内で日米協定案とする作業が進む。25日に大統領の厳命により、ハル長官は「ハル試案」を断念、この「ホワイト試案」にそっていわゆる「ハル・ノート」が日本に提示される。

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 では、あの時の歴史について日本人はどのように認識し反省すれば良いのでしょうか。

 反省すべきは、白人とおんなじ身分を望み、帝国主義の列強の仲間入りを果たそうとして、人種差別撤廃の声を小さくしてしまった事であります。

 そして七十年後の今、日本は当時とほとんど同じ状況に立っているといって間違いありません。一つだけ違うのは大日本帝国の変わりに中華人民共和国が軍事的に幅を利かせている事です。

 経済社会から見て、日本は平和思想の最先端に位置している事をしっかりと認識するべきです。そして、人種差別を受けている台湾民族、満蒙民族、チベット民族、そしてウイグル民族の解放はもちろん、経済的に大国の植民地化しつつある諸国に対して、独立自尊への支援を行う覚悟が必要なのです。

 七十年前、チャーチルに日本についての正しい認識を持たせる事が出来たならば、歴史は大きく変わっていた事でしょう。しかし、チャーチルが日本という国を正しく認識したのは、戦艦プリンス・オブ・ウェールズを日本の航空機によって沈められてからでありました。

 
by antsuan | 2011-12-08 12:32 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(6)
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Commented by cocomerita at 2011-12-08 22:50
CIao antsuan
>日本は平和思想の最先端に位置している事をしっかりと認識するべきです。そして、人種差別を受けている台湾民族、満蒙民族、チベット民族、そしてウイグル民族の解放はもちろん、経済的に大国の植民地化しつつある諸国に対して、独立自尊への支援を行う覚悟が必要なのです。

そんなことができる国、できる政治家がいたのなら
今日本はこんな状況に陥ってないと思いますよ

恥ずかしくなるくらい腑抜けのただのずるい国になってしまいました
Commented by Emitan at 2011-12-08 22:51 x
私の高校時代50年近く前ですが、夜中のラジオ放送では北京放送では盛んにアメリカ帝国主義の非難の言葉が女性アナウンスで耳に蛸が出来るほど聞かされてきました。私思うに、現在の帝国主義の代表は中華人民共和国では在りませんか?あの時の帝国主義非難をして居た国とは違うのでしょうか?どうして誰も中国帝国主義の言葉を発しないのでしょうか?腹立つ!帝国主義はいけません!絶対に不幸な人種が出て来るはずです。
Commented by antsuan at 2011-12-09 09:41
・ははは、cocomeritaさん、確かに日本は七十年前と同じ状況にありながら、戦争もできない腑抜けな国になってしまいましたね。
新渡戸稲造の予言どおり、『武士道』も淡雪のごとく消え去ってしまったようです。
Commented by antsuan at 2011-12-09 09:41
・帝国主義はいけないというよりも、完璧に時代遅れなのです。
Emitanさん、帝国主義はニュートン力学に基づく経済理論なのです。アインシュタインの原子力学の時代にはもはや通用しません。彼らは自滅します。そして彼らにシッポを振っている日本は丸裸にされているのです。

今問題にするべきは『帝国主義』なのに人民共和国と嘘をついている事です。それは米国もロシアもおんなじです。よって、帝国主義時代の勝者は没落があるのみです。
Commented by marsha at 2011-12-09 10:00 x
戦後七十年経っても四等国のままですね。
この国の人はどうしたらもっと成長出来るのでしょう。

桜島の噴火に伴って富士山が危ないとのニュース、恐ろしい富士山の大噴火にならなければ良いのですが、飛行機の上から見ると富士山頂一帯が赤みを帯びているようにみえるそう。
Commented by antsuan at 2011-12-09 10:33
・marshaさん、昔は一等国だったように思うのですがね。

大地震の前後に火山の噴火があるのは地質学では常識になっています。
日本で一番恐ろしい火山は鹿児島の桜山と伊豆大島の三原山と学生時代に教わりました。
自然災害がもう一つ起こってもなんら不思議ではない社会情勢ですね。