2005年 03月 16日
科学は政治学なのだ
あのスマトラ沖巨大地震を見れば、人間の為せる業がいかに小さいものなのか痛感できよう。環境問題、京都議定書も結構だが、我々人間がやる事はすべて地球規模からすれば誤差の範囲なのだ。排気ガス規制は確かに一部の地域の大気改善につながる、しかし三宅島の火山が一回爆発するだけで、大気の硫黄濃度は地球規模で変わってしまうのである。
とは言え、政治家には科学の知識をもっと持ってもらいたいと思う。特に百年の大計を思うとき、科学的知識が国の進路を決める大きな要素になるはずである。では何故、日本の政治家は科学に無関心なのであろうか。それは軍事力を考えないでいられたからに違いない。科学と軍事力は密接な関係があるのは今も昔も同じことだ。海底に核ミサイルを積んだ原子力潜水艦が潜んでいるように、宇宙にも核ミサイルを積んだ人工衛星が遊弋している。科学先進国にとって日本はいつでも抹殺できる国なのだ。 科学はどんどん発達し、人間型ロボットやクローン人間の出現もそう遠くはない。此れからも科学を支配した国が科学後進国を支配するのは間違いない。そんな時、政治家が素人判断や一部の人気取りで、科学の発展を抑えてしまうことは、国の滅亡に加担することを意味する。
by antsuan
| 2005-03-16 01:17
| 文学・教育・科学・医療
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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