あんつぁんの風の吹くまま

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体たらくな内閣のままの方が世界経済問題に巻き込まれなくて良い。

 一ドルが七十六円台にまで急騰したというのに、そのことが新聞記事の一面を大きく飾ることはありませんでした。輸出関連の企業は大変でしょう。しかし、もはや政府をあてにすることなく、円高に耐えうる商品の開発に努力しているものと推察しています。それが国際企業というものです。

 確かに、民間企業にとっては気の毒ではありますが、冷静に考えてみて、一昔前の自民党政権であったならば、外国から難癖をつけられて世界経済の責任を負わされ、紙くず同然の不良債権を買わされたことでしょう。

 現在、日本の手元にある外国の債券は紙くずになってもしかたのないことです。それよりも、これから先の問題として、如何にババをつかまされないかを真剣に考えなくてはなりません。さいわいなことに、何時倒れるか分からない内閣のところへやって来る外国の要人は誰一人いません。

 あの大東亜戦争だって、世界経済という観点から見れば、いち早く世界恐慌から抜け出して日本の市場とした支那大陸を、アメリカが奪い取ろうとしたのが原因なのですから。本当に幸運なことです。いやいや、笑いが止まらないといったほうが正しいかも知れません。

 いま世界経済が落ち込んでいるのは、9.11の同時多発テロでもなければイラク戦争でもありません。アメリカがデリバティブなどというインチキ金融商品を世界に売りまくったのが原因なのです。

 ですから、世界経済のことはアメリカやヨーロッパに任せて、日本はしっかりと距離を置き、東日本の復興に力を注ぐのが最善の策でありましょう。ただし、それも民間の力で十分です。

         転載したのはみんなの党のメールマガジンです
 ■ みんなの党メールマガジン vol.70 ■ http://www.your-party.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/07/29(金) ━━━━
◇ 目 次 ◇―――――――――――――――――――――――――――

 [1] 江田憲司幹事長より 

 [2] 政策ウォッチング − 政策工房会長 高橋洋一氏より寄稿 

 [3] 事務局より 
 
 [4] 党本部よりお知らせ (転載せず)

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┃1┃江田憲司幹事長より
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皆さん、こんにちは! 江田憲司です。
増税!増税!増税! いやあ、とても正気の沙汰とは思えませんね。
今週、政府の復興基本方針が明らかとなり、この5年間を「集中復興期間」
として、13兆円の国費を投入し、そのうち、何と10兆円を所得税、法人税
等の増税で賄うそうです。一年当たり2兆円の国民負担増です。
それだけではありません。例の「社会保障と税の一体改革」では、2010年
代半ばまでに消費税を10%に増税する方針も決まっています。
消費税を5%増税するということは、1%分が2.5兆円ですから、何と12.5
兆円の増税です。
あわせて、年間14.5兆円の大増税。
国民一人当たりで計算すると14.5万円、家族4人だと何と58万円の負担増で
す。皆さん、信じられますか?
今、日本は、言うまでもなく、デフレと大震災、原発事故というトリプル
ショックを受けて、瀕死の重傷を負っているわけです。
こんな時に、とどめを刺すような大増税!
まったく狂気の沙汰としか言いようがありません。
それもこれも、この国のことより、財政や自分たちの権益の方が大事な財務
省に、意のままに操られる民主党、自民党、そして、一部大手マスコミの責
任が大きい。こんな大増税を許せば、完全に日本は終わってしまいます。

日本が本当に借金漬けで財政破たん寸前なら、どうして今週、円が78円にも
値上がりするんでしょうか?
この円高は、米国(ドル)や欧州(ユーロ)より、日本の方が信認できると
市場が判断した結果です。
対外収支が黒字で、借金と言っても国内(国民)に借金している国が破たん
するわけがない。
これが世界の常識なのに、財務官僚に支配されている日本では非常識とな
るのです。
世界的な経済学者、浜田宏一イエール大教授も、日経新聞(6/20)の「経
済教室」でこうおっしゃっています。
「復興財源を増税で賄えば、日本経済に一層不況圧力をかける」
「(復興増税は)まるで災害という傷を負った子供に重荷を持たせるのに
等しい」
「復興は現世代だけでなく将来世代にも恩恵を及ぼす。その一部を将来の世
代が負担するのがむしろ公平」
「拙速な増税よりも、十分な金融緩和によりデフレ、需要不足、低成長を脱
することが先決」。
まさに、みんなの党が従来より訴えている通りで、これが世界標準の考え方
なのです。

みんなの党は、しかし、「ただ増税反対では無責任」との立場から、これま
で、国債整理基金をはじめとした特会の剰余金の活用、政府資産の売却、議
員や公務員の人件費削減、民主党のバラマキ4K予算の見直し等を提言して
きました。
そして、それでも足りなければ、復興債を発行し、それは日銀引受や外貨準
備の活用で消化すべきだ、今回の大震災が百年に一度、千年に一度の大災害
であるなら、その負担は広く薄く「今の世代も将来の世代も負担すべき」
だ、と訴えてきました。
農地や漁港、道路等の復旧・復興が将来世代にも便益が及ぶ事業である以
上、この一番悲惨な、この数年間という短期間の中で、自己完結型の増税を
行うという考えは、浜田イエール大学教授の言を引くまでもなく、論理的に
も破たんしているのです。

いずれにせよ、来るべき総選挙は、みんなの党の「増税なき復興」か、民
主、自民他の「復興大増税」か、を大きな争点に、国民の皆さんの審判を受
けたいと思います。


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┃2┃政策ウォッチング − 政策工房会長 高橋洋一氏より寄稿 −
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【円高は人災である】

先日、中部地方の経済人と話をする機会があった。
すべての人が言っていたのは円高問題だ。
輸出企業やその関連企業ばかりだったので当然であろうが、もう一企業の立
場からは限界になっているとのことであった。
一企業で対応できないということなら、政府が対応しなければいけない。
もちろん今の為替制度は変動相場制なので、建前としては為替へ介入して
相場を動かすのは愚の骨頂だ。
ただし、為替の決まり方を理解しているとスマートに対応できる。
 
まず、為替が国力で決まると説明する人がいるが、それにはほとんど意味が
ない。
欧州危機になると円高、米国債務上限問題になると円高と、いつも海外にば
かり説明要因を求める人もあてにならない。
日々の為替の動きにそうした要因が含まれることもあるが、より長い目で見
れば、為替の決定要因はそうしたものでない。
原理は単純。円とドルでどちららが相対的に多いか少ないか。
多いほうの通貨は希少価値がなく安く、少ない方の通貨は希少価値が出て高
くなる。
リーマンショック以降、ドルは刷りまくったので、円高になっているのだ。
円高への対策は円を刷ればいい。
財務相が介入しても効果は一時的なので意味ない。
円を刷ることの効果は、筆者が小泉政権の時に行って為替が110円くらいに
なったことから見ても明らかだ。
円を刷ることは、国内問題からも正当化できるというか、やらねばならない
こと。
実はデフレというのは、円の量とモノの量について相対的にモノが多く円が
少ないことによって起こる現象だ。
相対的に多いモノの希少価値が低くなるので、デフレというわけだ。
つまり、デフレも円高も根は一つで、円がすくないことだ。
日銀が円をだせばいい。政府から仕掛けるなら日銀引受。
これで円高もデフレも一発撃沈する。
 
日銀引受というと禁じ手という。マスコミも知識人もみんな騙されている。
実は日銀引受は毎年行われている。
既に国会で議決された今年度予算でも30兆円の日銀引受枠が認められて
いる。
しかも今年度の予定額は12兆円なので18兆円余りがある。
日銀総裁は日銀引受に反対という。
しかし、国会で誰も質問しないが、それは予算無視の暴言である。
18兆円の余り枠があっても、それを実行しなければ政府の怠慢である。
というわけで、円高はまさしく人災である。


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┃3┃事務局より  
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 【不思議な凪】
 
こんなことを言うと、
「お前たちは税金と貴重な一票をもらってなにやってんだ」
とお叱りを受けそうですが、永田町界隈は不思議な凪の状態にはまっています。
人と会えば互いに口をついて出るのは「菅はいつ辞めるんだ」。
議員も事務方も記者連中も同じ。
そしてひとしきり菅首相と民主党の悪口を言い合って、お互いの認識が同じ
ことであることを確認して、安心して納得して別れる。
こんな感じです。
 
今、民主党はとにかく菅首相を辞めさせるため、公債発行特例法案を成立さ
せるために子ども手当を見直し、再生可能エネルギー法案を成立させようと
躍起です。
とにかく自民、公明の言うことを聞き、09年選挙のマニフェストは誤ってい
たと認め、政策はともかく自公の主張を丸呑みして、首相退陣のレールを敷
くことが使命であるかのような振る舞いです。
「店じまいの政治」です。
震災対策が必要だから70日間も国会を延長したはずではなかったのか。
今は誰がどう見ても菅首相を退陣させることが政治家の使命であるかのよう
です。

「サギフェスト」で国民からかすめとった政権は、お返しする、つまり解散
して改めて信を問うのが常道です。
みんなの党は震災対策でも独自の法案を次々に打ち出し、パクられても構わ
ないから、本当にこの国が再生する一助になればと、一丸となっています。
凪どころか不思議な高揚感さえ覚えるほどです。
HPを見れば、震災や原子力政策関連の法案とその理念がご覧いただけま
す。
私たちの高揚感の一部でも、感じ取っていただければと存じます。


by antsuan | 2011-07-30 16:32 | 政治・経済 | Comments(0)