あんつぁんの風の吹くまま

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原発問題も大日本帝国海軍(高木兼寛男爵)の脚気対策に学べ。

 戦時においても脚気対策を怠り戦力たる兵士をむやみに病死させた大日本帝国陸軍と、戦力たる兵士のために真剣に脚気対策を実践し病死者を激減させた大日本帝国海軍。この歴史を学ぶ気があるのならば、原発問題における対応についても、おのずから結論はつくはずである。

 原発大国の米国では、原発周辺地域の小児がん発生率と乳がん発生率が、原発のない地域に比べて、高いことが明らかになっているのみならず、原発の稼働をやめた地域では、小児がん及び乳がん発生率が激減したという調査結果があります。(平成二十三年六月二十三日東京新聞朝刊参照)

 安全に稼働している原子力発電所からも放射性物質が飛散している事実は否定しようがありません。人体に及ぼす影響は、水俣病の有機水銀や薬害エイズの血液製剤に匹敵するのです。一刻も早く脱原発を実現しなければ、明治時代の帝国陸軍の轍を踏むことになります。

 私は原子力を否定するものではありませんが、原子力発電はまだまだ「人間性なき科学」の範疇にしかないのです。
by antsuan | 2011-06-23 10:53 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(6)
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Commented by HOOP at 2011-06-23 11:18
森鴎外の権威主義がなによりいけなかったのですよね。
しかし、高木の人体実験航海もひどいものです。

原発は科学ではありません。
呪術です。
Commented by antsuan at 2011-06-23 11:38
・人体実験航海とはちょっと言い過ぎじゃないですか。鉄砲玉の前に立たせる方がマシなの?

いまの官僚はこの森鴎外よりももっと酷い。

呪術? たしかに科学者のやることじゃありませんね。
Commented by HOOP at 2011-06-23 14:15
鉄砲玉が飛んでこない場所で死者が出ることを承知でやった航海です。
それ自体は、自説を通すために兵を犠牲にしているという点で、
戦争以外の目的に陛下の兵を危険に曝すというのはどうなんでしょう。
おっと、今日はこれから高木さんとこに行くんでした。
Commented by antsuan at 2011-06-23 15:28
・HOOPさん、おっしゃることの意味はよくわかるのですが、角を矯めて牛を殺すの喩えもあります。兵全体のことを考えての実験であれば、また、頑固な権威主義を打破するには、目に見える実証が必要だったことも理解出来ます。
Commented by Emitan at 2011-06-23 22:36 x
放射能飛散だけでは無く、地下に流れ込んでいる事実は3ヶ月前から判って居たのに、株価下落対策で発表対策しなかったのですよね?
其れを聞いた民主党も発表しなかった。3ヶ月前から対策を立てて居たら・・・腹が立って来ました。
Commented by antsuan at 2011-06-24 08:24
・Emitanさん、記者クラブの報道はまったくあてにはなりません。わたしは3.11以来、自由報道協会のフリージャーナリストの記事に目を通すようにしています。インターネットで真実を先取りしていれば、今ごろ腹が立つことなどなくなりますよ。(笑)