あんつぁんの風の吹くまま

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小泉総理の自信

 日本の政局は流動化してきたと世間は囃し立てている。果たしてそうなのだろうか。小泉総理は郵政民営化を総理大臣になる前から叫んでいた。そう言う人物を党の代表に選んでおいて、その政策に党員が反対している。そんな党は本気でぶっ潰すつもりでいると思う。
 
 自民党のごたごたはさておき、小泉純一郎はもっと大局的な思索を練っていると思うのだ。少なくとも野党の民主党は、これで総選挙になったとしても勝てはしない。なぜなら、小泉総理は外交と云うカードをいつでも切れる立場にあるからだ。この事について米国政府が反対している気配は無い。米国政府が後押しをしている内閣は絶対安泰である。

 民主党は、小泉総理が外交カードをいつでも切れる状態に有る時に、総選挙をしても勝ち目がない事を悟るべきだ。今度の六カ国協議で拉致問題が進展すれば、小泉総理の支持率は高まるだろう。あるいは拉致問題が進展せず、単独で経済制裁を実施しても、総理の支持率は高まるだろう。選挙の争点を、郵政民営化の問題よりも外交問題にすり替える事が出来るのは総理大臣の特権である。小泉純一郎と云う政治家はそれを知っていて、それをやれる自信を持っている。
 
 小泉総理は八月十五日に靖国神社を参拝してあからさまにチャイナを刺激する事もやると思う。それによっても小泉内閣の支持率は確実に上がるだろう。いずれにしてもこのような外交カードを懐に持っていると云う余裕が見えるのだ。
 
 今迄の総理大臣で外交カードを切れるものは一人もいなかった。それを使おうとすると、米国政府に潰されていたからだ。今は米国の力が弱くなり小泉内閣の力を借りたがっている。小泉純一郎と云う男はよくよく運の強い政治家だ。
by antsuan | 2005-07-25 19:24 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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