あんつぁんの風の吹くまま

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学び舎

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 高校時代の学舎です。関東学院高等学校。ここで「人になれ、奉仕せよ」という初代学院長坂田祐(たすく)の薫陶に接したのです。

 じつは、ここが三男の模擬試験の受験会場になっていたので、約四十年ぶりで子どもを連れていってきました。

 「関東学院の礎を築いた人々」によれば、坂田先生は日露戦争に従軍し非戦主義者になり、内村鑑三の聖書研究会でキリスト教精神を磨いた人物です。

 私がこの学校に在籍していた頃には、坂田先生はすでに第一線から退かれ、何かの式典の時にお顔を拝見する程度でしたので、この校訓の意味を詳しく知りませんでしたが、卒業して四十数年を経て、ようやく「立派な人格を備えた人になれ。吾人の徳は、奉仕によって磨かれるのである」という意味の重みを理解出来るようになりました。

 この建物以外は何もかも変わっていましたが、この校訓は私の心に残っていて、やはり懐かしさがつのります。
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by antsuan | 2010-10-17 09:52 | 文学・教育・科学・医療 | Comments(6)
Commented by shinn-lily at 2010-10-17 14:21
自分が学んだ建屋がどんどん変わっていくのは、街がかわるのと同じに寂しいものですが、
ひとつでもこうして残っていることは、どうということなくても、大きな気持ちの財産ですね。
わたし、言葉では教えは16年間もいたのに、なにも覚えていないのですが、今その精神は自分の中にあるという確信があります。
教育の重大さを感じています。
息子さんの模擬試験、期待!
Commented by antsuan at 2010-10-17 15:21
・日本人から教わったキリスト教には「武士道」が含まれていると思っています。「人になれ、奉仕せよ」この言葉の重みを多神教の台湾人には理解出来てもチャイナや韓国人には理解出来ないでしょうね。

学歴社会を容認することに抵抗をもつ父親で御座います。(汗)
Commented by hanaco at 2010-10-18 02:02 x
石に刻まれた言葉、いいですねー。
私も、卒業してから、う~ん何年?何十年と、訪れていませんが、母校の正門の池のところに、「人生の最も苦しいいやな辛い損な場面を 真っ先に微笑を以って担当せよ。玉川モットー 小原國芳」と書かれている石を、毎日見て通っていました。この言葉、私の心の柱になっています。
Commented by antsuan at 2010-10-18 07:02
・hanacoさん、そうそう、逃げようとする時に心の柱になっている言葉が立ちはだかるんです。そうすると言い訳出来ない。
殆ど楽しい思い出がなかった高校生活ですが、それでもここで学んで良かったと母校に感謝しています。
Commented by cocomerita at 2010-10-19 20:16
Ciao antsuanさん
この言葉こそ、今の時代に求められることですね
人になれ...人たるべき人がいない
奉仕せよ...自分の直接の利益につながらないと何もしない

素敵な学舎ですね
Commented by antsuan at 2010-10-19 23:59
・いや、何時の時代にも求められているものなんだと思います。
cocomeritaさん、人のことをうんぬんいうより、まず自分を磨かねばならない。やっぱり武士道の精神そのものですよ。