あんつぁんの風の吹くまま

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お金の要らない時代


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 失われた二十年をよく見つめてみると、日本においては、不況のせいで物価が下がっているわけではないようです。デフレ(物価の下落)になっているわけは、『お金で買いたいものが無くなっている』という風に考えるのが正解のようです。

 少子化時代に突入して、一戸建ての家だってマンションだって、どんどん余ってきていますから慌てて買う必要はないし、自動車の燃費がよくなったので、ガソリンも頻繁に入れる必要はなくなりました。デジカメから家庭のテレビで写真を見ることが出来ますから、写真屋さんに行く必要もなくなりました。洋服や本、映画にしても、わざわざ店まで行くこともなく、電子マネー(含むクレジットカード)で決済できてしまいます。

 比較して、海外では、国債の利率は上がり、石油などの資源も値上がりしてインフレ状況の不況に陥っています。まもなく、アメリカのドルもヨーロッパのユーロもそしてチャイナの元も紙っぺラになってしまうかも知れません。

 つまり、お金(紙幣)を使う時代は終わりを告げようとしているのです。そのうちに、給料を銀行に振り込むかわりに、電子定期券の「スイカ」や「パスモ」にチャージする時代が来るかもしれません。そうなのです。日本人はこの二十年の間にお金を使わなくても楽しく生活する術を見つけてしまったのです。

 江戸時代において、侍は『死に甲斐』を追求し、職人は『働きがい(生き甲斐)』をもとめ、報酬は二の次でした。昔の日本人は「心の美」を大切にし、貧乏であっても貧困ではない活き方を身に付けていたのです。

 お金の要らない時代、どうやら、これからはそんな昔の生き方を真似る時がやって来たようです。
by antsuan | 2010-08-20 17:34 | 政治・経済 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Emitan at 2010-08-21 08:48 x
30年前パラオに行った時、外国旅行に馴れ始めた私達はカードが在ればと、現金は数万円しか持って居なくて、此の国はカードが使える店は数軒しか無い!と言われ、慌てて銀行に行ってカードで借金した事を思い出しました。
Commented by antsuan at 2010-08-21 23:31
・>カードで借金
これが本当のキャシュバックって言うんですってね。

信用はお金に優ることを日本人は知っていましたからね。