あんつぁんの風の吹くまま

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有効期限の過ぎた政治家

 正直言って、団塊の世代、そのうちの往年の学生運動家には大いに期待していました。しかしながら、新首相の菅直人には残念ながら期待出来るものがほとんど無いようです。彼が師と仰いだ市川房枝の愛国心をホンのちょっとでも理解していたら、いまのような政治家にはなっていなかったはずです。

 市川房枝は満州事変の首謀者の石原莞爾を信奉していました。なぜだかよく分かりませんが想像はつきます。石原莞爾という軍人は昭和の西郷ドンだったのですから。つまり、本当の市民運動家というのは、西郷ドンのような郷土愛、祖国愛、そして何よりも庶民を愛する心をもって行動するものなのです。

 ですから、菅直人新首相を市民運動家だったと評価するのは間違いであり、これからもそれを期待するのは危険極まりのないことなのです。

 共産主義もだめ、資本主義もダメ、社会主義は無責任、そして自由主義は暴走してしまう。では何がよいのでしょうか。

 明治維新以後の日本人が捨ててしまった、西郷隆盛、石原莞爾、市川房枝のもっていた無私の愛国主義です。つまりそれは、江戸時代に普通に見られた、公の下で自己を犠牲にする奉仕の精神なのです。

 いまの日本の政治家に無いもの。失ったもの。それは愛国心というよりも"奉仕の精神"なのではないでしょうか。
by antsuan | 2010-06-23 22:10 | 政治・経済 | Trackback | Comments(10)
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Commented by HOOP at 2010-06-23 22:27
現代の石門心学を目指したはずの松下政経塾にも期待できません。
石田梅岩は、あの世から、どんな気持ちで見ているのでしょうか。
Commented by saheizi-inokori at 2010-06-23 22:49
今朝の朝日に田中秀征が「時務ヲ識ルハ俊傑ナリ」という宇都宮徳馬の言葉を引いて、今の時務は政治主導と行政改革なのにないがしろにされている、それを行うのは大政党では駄目で精鋭集団が必要だと書いてます。
Commented by sweetmitsuki at 2010-06-23 23:43
江戸時代の農村では、祭りの夜、闇に乗じて乱交するのが普通だったとある本に書いてありました。
そういう社会では、身に覚えのある男はみんなで育児を支援してましたから、むしろ今よりも、女性は安心して子供が産めたそうです。
公の下で自己を犠牲にするというより、公というものが一つの家族のようなものだったのではないのでしょうか。
今のナンパ男は、逃げるだけで責任なんか取りませんからね、よっぽど股の(頭のネジも)ゆるい女でなければ引っ掛かったりしません。
政治家もしかりで、自分らのための増税を目論んでいる輩なんて、誰が信じるというんでしょう。
Commented by mimizu-1001 at 2010-06-24 11:48
優れた政治家というのは民衆に我慢を強いることのできる人だというようなことを何かで読みましたが、ちょうど僕らの世代からくらいでしょうか、今の日本人って、我慢を知らないような気がします。
政治家も得票目当てで、その際限ない甘えを「それは甘えだ」と言うことのできない人が多いような。
そういう意味じゃ、石原慎太郎みたいなのが本当の意味での「政治家」なのかなと思ったり。

どんなに社会を変えたって、満足なんて得ることはできないでしょう。
社会を変えるよりは自分を変える方がずっと幸せへの近道だと僕は思っています。
公の下で自己を犠牲にするっていうのは、自分を変えるということとある意味で同義じゃないかぁ。
Commented by antsuan at 2010-06-24 18:13
・HOOPさん、私も松下整形塾生には失望してしまいました。情熱がハンパだなぁ。
Commented by antsuan at 2010-06-24 18:14
・佐平次さん、いまの政治家は時務という流れを何とか泳ぎ切ろうとしているだけですね。もうここまで来れば、憲法改正をして再出発するしかないと思います。
Commented by antsuan at 2010-06-24 18:14
・mitsukiさん、公という家族の一員としての認識を普通に持っていたんだと思うのですよ。ですから個人主義にならなかった。 日米安保をぶっ潰すというぐらいの政治家が出ないと日本は立ち直れないでしょうね。
Commented by antsuan at 2010-06-24 18:14
・みみずすましさん、本当に自腹を切る政治家がいなくなりました。その意味では鳩山さんが久々に自腹を切る政治家だと思っていたら、なんとお母様からのお小遣いだったのですから、がっかりでした。

確かにある意味同義なのですが、分かっていて変えるのと、主体性を無くして変化するのとでは大きな違いがありますよね。いまの政治家はその後者の部類でしょう。
Commented by sweetmitsuki at 2010-06-25 05:09
そうですね、日米安保をぶっ潰すというぐらいの政治家が出て来て欲しいです。
いったい、いつまで沖縄の人たちは、米兵に女性が暴行されたり、街中に米軍ヘリが墜落したりするのを我慢し続けなければならないんでしょうか。
Commented by antsuan at 2010-06-25 21:41
・岡田ジャパンの頑張りぶりを見ると、政治家たちがますますちっちゃく見えます。
mitsukiさん、なまじ学生運動なんかでゆがんだ歴史を体験している日本人よりも若い人に任せて良いのではないでしょうか。