あんつぁんの風の吹くまま

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戦後行政の終わりの始まり

鳩山総理大臣の所信表明

 前の麻生内閣はお坊ちゃま内閣で、安倍ちゃんの時はお友達内閣と世間では揶揄されていました。それで今度の鳩山内閣はどうなのか気にしていますが、やはり細川内閣の時とおんなじでお殿様内閣といって良いのではないでしょうか。
 
 本人はいろいろ動き回っているけれども、決定は小沢家老に任せているように見えます。鳩山財閥の御曹司が政をやっている感じで、地に足がついていないと云うか、踊ってばかりと云うか、本人はぜんぜんその気ではないのでしょうが、物事が全く動いていません。
 
 所信表明演説についても、とても理科系出身とは思えない、数字の裏付けのない情緒的な内容でありました。そのなかで、唯一評価したいのが「新しい公共」と云う意識であります。
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 日本郵政や日本航空の処遇を見ていると、言っていることとやっていることとの乖離が大き過ぎるのですが、ま、理想は高く持っていて悪いことはありませんから。

 この理想を深読みするのならば、徳川慶喜みたいにそのうち政治を国民に奉還してくれることでしょう。つまり、戦後行政の終わりの始まりだと感じ取ることが出来ます。
by antsuan | 2009-10-28 12:31 | 政治・経済 | Trackback | Comments(2)
Commented by mimizu-1001 at 2009-10-29 09:08
オバマさんがノーベル賞をもらえたんだから、鳩山さんだってもらえるかもしれない気がしません?
でもこんな風に考えると、賞つーのがいかに無意味かとも思えますが。
どこかの大先生の力というのが透けて見える気がします(笑)
Commented by antsuan at 2009-10-29 09:35
・オバマさんにノーベル平和賞を与えるのは非常に意味のあることです。なぜなら、人種差別の国で黒人が大統領になったのですから。
 しかし、鳩山さんは友愛と云いながら"貧困の固定化"を積極的に進めようとしているのであって、個人的にはノーベル平和賞をあげたいと思いませんが、名誉博士号を世界一たくさん持っている方は、あの賞を咽から手が出るほど欲しがっていることでしょう。(笑)