あんつぁんの風の吹くまま

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公務って何だ

橋下知事に「『お前』メール」 府職員に100人もいる!

2009年10月9日(金)18時46分配信 J-CASTニュース

   大阪府の橋下徹知事が全職員に宛てたメールに対して返信した内容が「一般常識を逸脱している」として、40代の女性職員が、口頭で厳重注意処分を受けた。橋下知事は「これは、あり得ない」「公務員組織は、ちょっとずれている」と怒りが収まらない様子だが、実はもっとひどいものもたくさんあるのだという。
「それなりの職についている人間の文章とも思えませんが」
   発端は、2009年度末に完成する予定の「紀の川大堰」(和歌山市)の事業から、大阪府が撤退を決めたことにある。この事業は国が1987年に着手。当時の水需要予測では、大阪府で水不足が予想されていたことから、同大堰から1日2万トンを取水する計画になっていた。ところが、その後の需要予測では、需要が大幅減。同大堰を利用しなくても需要が容易にまかなえることが判明したことから、府は事業からの撤退を決めた。総事業費1028億円のうち、府がすでに負担した約380億円が無駄になる形だ。
   橋下知事は、府の幹部が9月30日の府議会で、撤退の経緯について説明する様子が不満だったようで、10月1日夜、全職員に対して、公金に関する意識を改めるように求めるメールを送信。このメールが、今回の騒動の引き金になった。内容は、こうだ。
「どうも税金に関して、僕の感覚と、役所の皆さんの感覚は違います。昨日の議会答弁、水需要予測の失敗によって380億円の損失が生まれたことに関しても恐ろしいくらい皆さんは冷静です。何とも感じていないような。民間の普通の会社なら組織挙げて真っ青ですよ!!(中略)それよりも、皆さん、380億円の損失って、何にも感じませんか?何があっても給料が保障される組織は恐ろしいです・・・・」
   これに対して、10月2日になって、女性職員がメールを知事に返信。文面では、
「このメール配信の意味がわかりません。愚痴はご自身のブログなどで行ってください。メールを読む時間×全職員の時間を無駄にしていることを自覚してください。また、文も論理的でなく、それなりの職についている人間の文章とも思えませんが」
と、橋下知事を罵倒する一方、事業撤退の決定についても、
「380億の投資を行うことを決断したのは誰ですか?投資なら、損益を十分考えて行ったわけでしょうから、今回の責任は決断した人にあるべきです。『やめ逃げ』はずるいです」
と、「やめ逃げ」と非難した。なお、府が事業から撤退しなかった場合、少なくとも年間2億円の維持管理費を負担しなければならなくなる。
知事に「お前の考えていることはおかしい」
   さらに、メールの最後には、知事からのメールの「何があっても給料が保障される組織は恐ろしいです」とのくだりを引用し、
「こんな感覚を持つ人が知事であることの方が私は恐ろしい」
と、再び知事を罵倒した。この約7時間後、知事は女性職員に対して
「まず、上司に対する物言いを考えること。私は、あなたの上司です。その非常識さを改めること。これはトップとして厳重に注意します。あなたの言い分があるのであれば、知事室に来るように。聞きましょう」
と、メールで「警告」。このメールに対しても女性職員は反発し、
「こんなにたくさんメールが送りつけられること自体、私には未知の経験で、恐怖に感じています」
「知事室にお呼びとあらば、公務をどけてでもお邪魔いたします」
などと返信。さすがに知事も堪忍袋の緒が切れた様子で、人事担当者に
「彼女の仕事自身も、知事の指揮命令権の中に入っていることすら認識になさそうです。知事と職員の関係から、きちんと説かなければならないようです」
などして、処分を検討するように指示。職員と直属の上司を、府の内規に基づく「厳重注意」にした。
   知事の怒りは、処分を明らかにした10月8日の囲み取材の場でも爆発。
「一般常識を逸脱している」
「これはありえない」
などとまくしたて、記者に対して
「どうなんですかね。こんなもんなんですか?『愚痴はブログで言ってください』とか社長に言うことは。言えます?『メールを読むのは時間のムダだ』って(社長に)言えます?」
などと問いかけた。また、
「もっとひどいのも、いっぱいあるんですよ」
と切り出すと、記者からは苦笑いが漏れていた。
「『お前』というのも頻繁にあります。『お前』って、社長とかに言えますかね?『お前の考えていることはおかしい』って」
   今回処分された職員は反省しているというが、「『お前』メール」を送信する職員は100人程度いるとのことで、知事の怒りが収まることは当分はなさそうだ。

 知事の命令指揮によるものが公務であることを理解していない公務員は即刻首でもいいのじゃないかと思います。本当に民間じゃ考えられません。しかし、友愛外交を活発化している鳩山首相も、本当はこのことを理解していないのじゃないかと心配になります。
by antsuan | 2009-10-09 20:43 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(7)
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Commented by mimizu-1001 at 2009-10-09 21:10
知事と社長を同列に考えること自体、女性職員の言うように「こんな感覚を持つ人が知事であることの方が私は恐ろしい」と思うのは僕だけでしょうか?
Commented by mimizu-1001 at 2009-10-09 21:16 x
そもそも、自分の言い分だけを一方的にメディアに向かってしゃべる時点で橋下さんは子どもだと思います。
意見を募っておいて、それが気に入らないから権力を使って処分するようでは、誰も意見など言わなくなるでしょう。
自分がメディアを利用するなら、公開の場で女性職員と討論すべきじゃないでしょうか。

あれ?
ログアウトになっちゃってる・・・
Commented by antsuan at 2009-10-09 21:55
・みみずすましさん、昔だったら知事と社長ではなく、知事と隊長とか、または知事と船長とかの言い方をしたでしょうね。それだけ橋下知事が若いってことでしょうか。でも、民間と比較するっていうことはやはり必要なことだと思います。コスト意識、つまり費用対効果を公務員でも意識しなかったら社会が成り立ちませんから。

知事は何千人もの職員を相手にしなきゃならないのですから、一方的になるのはやむを得ないことであると考えます。

いろんなところで話題沸騰しているようですね。いいことだと思います。

しかし、この女性職員、四十代だって。バブルの申し子じゃないだろうか。
Commented by anthonberg at 2009-10-10 21:28
一番の問題は橋下さんが知事になったって事じゃないでしょうか?(苦笑)

どんな人でも上の立場の人に『おまえ』と言うのは良くないですが、橋下さんもネット環境を使って社員にメールをしたりブログであれこれ書いたりしているので職員が怒るのも無理ないかな、と思いますよ。女性職員が40代でも橋下さんも40歳ですからね。(苦笑)
友人がNHKに入っていて橋下さんが高校生達と討論している番組を観たのですが、『だったらあなたが知事になって世の中を変えて下さいよ。』と高校生の質問に答えていたのには『大人気ないなぁ。』と思いましたよ。知事が全部一人で決めた事を職員が動くようでは大阪は駄目になるでしょう。やはり知事といえども職員と協力していく、意見を聞くのも必要でしょうね。信頼関係がないから問題も多いのでしょうが、果たして知事と信頼関係を築けてる知事はどれだけいるか、ですね。(^^;;;
Commented by antsuan at 2009-10-10 22:42
・そうそう、橋下知事もやっぱりバブルの申し子なんだなぁと。(^_^メ)
anthonbergさん、知事は府民の代表であり、府職員(公務員)の代表ではありませんから、指導者であって議長や委員長のような態度を取るべきではないと考えます。
Commented by mimizu-1001 at 2009-10-11 22:09
なるほど、橋下さんの感覚は、たしかに知事=隊長なのかもしれません。
隊長に能力があればいいのですが、そうでなければ隊員はもちろん、人民も不幸な話です。
で、女性職員が橋下さんに下した評価は、それほど外れではないように僕には思えてならないんです。

何年か前に島田紳助が吉本の女性社員をどついたとかなんとかいう事件があったじゃないですか。
あの時紳助にはメディアを通じていろいろ釈明する機会が与えられて、その一方的な会見によって女性社員が悪者視される風潮ができあがりました。
今回の報道を見ていると、あの事件を思い出してしまう僕です。

民間との比較が必要だということに関しては異論ありません。
ただ、利益をあげることを絶対条件として求められる民間に対して、行政には採算を度外視してもいい場合があるとは思います。

蛇足ですが、橋下さんは非常識云々と言っていますが、女性職員が非常識なら賛否両論が拮抗するなんてことはないでしょう。
また、常識ある民間の社長なら、部下からの反論をメディアを利用して攻撃するようなことはしないと思います。
Commented by antsuan at 2009-10-12 07:11
・↓のコメントにも書きましたが、隊長というよりも監督といったほうがしっくりするのではないでしょうか。
みみずすましさん、野球でも犠牲バントやいろいろ作戦がありますし、監督はそのためのサインを出しますよね。それなのに選手がサインを無視したらチームのためになりません。
この府の女性職員は知事(監督)が場外で何を言おうと組織(チーム)の事を考えて言っているのですから、不満があっても、それこそ身分が違うのですから口に出すべきではないでしょう。