あんつぁんの風の吹くまま

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国債増発なんて愚の骨頂

 新与党の民主党議員の中には、財務省や銀行、証券会社出身の経済通が四十五人もいるそうなので心配することはないのかも知れませんが、政府関係者から国債の増発という発言が出てくるところを見ると、やはり気が気ではありません。

 我が国の財政赤字は国内総生産の一.五倍以上の八百兆円もあります。そして小泉構造改革をやめた結果、国の借金はどんどん増えています。いったいどうする気なのでしょう。予算の無駄を省くどころか、必要な支出すらも削って借金を減らさねばなりません。

 口を酸っぱくして言いますが、国債を買ってくれるのは市場なのです。資本主義社会の金持ちがお客さんなのです。外国人ならば、日本の国債の金利がゼロでも円高になれば円高差益が出ますから、国債をどんどん空売りしてくるし、新しい国債なんて買おうとしません。

 国債が売れ残ったらお金がなくなってしまいますから、国債を買ってくれるような高めの金利を設定することになります。すると利息分を余計に予算の中に組み込まねばなりません。単純に一パーセント金利が上昇すれば八兆円の予算が新たに必要になります。消費税三パーセント分です。

 つまり、借金の利息を払うために増税しなければならなくなります。増税したら経済は大きく停滞するでしょう。またまたお金がなくなって国債を多く買ってもらわなければならなくなり、悪循環が雪だるま式に膨らんでいくことでしょう。

 もう何年も前からはっきり分かっていることなのですが、財政構造改革をしなければ我が国は近い将来破綻してしまうのです。しかし、それを実行して人気を博した小泉さんを憎むあまり、改革までやめてしまおうと新政権はもくろんでいます。

 鳩山さんは頭がいい人ですから、その誤りにすぐ気がつくことでしょうが、その時にどうか政権を投げ出すような事はしないでいただきたいと思います。是非とも、四年間を頑張りとおして国が沈没するのを防いでいただきたい。そう願わずにはいられません。
by antsuan | 2009-10-07 00:21 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)
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