あんつぁんの風の吹くまま

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ルーズベルト欺瞞の日々


 新政権を担う民主党は、内閣が政策決定の重要な地位を占めるべく「国家戦略局」を設置すると云う。いよいよ我が国も安全保障を念頭に置いた国家戦略を立案するのかと思いきや、実際の中身は「政策立案実行部隊」と云うことらしい。

 「国家戦略」の位置づけがその程度の発想でしかないとすれば、とても民主党に政権を任せられないと云わざるを得ないだろう。「国家戦略」とは、ルーズベルト大統領が実行に移したような、国民の命など意に介さない非情で冷酷な、国家体制維持のための計画をいうのだ。

 ロバート・B・スティネットは、米国の「情報の自由法」に基づき、膨大な量の公文書や機密文書を入手して、ルーズベルト大統領が、日本を挑発してヨーロッパの戦争に参戦することをもくろみ、実行に移したことを明らかにした。

 この本の著者は「あとがき」で、『つまり、われわれは(真珠湾攻撃を)予知していたということである。』と、結んでいる。しかし、日本人からすれば、ルーズベルト大統領の意のままに動かされた、悲しくも哀れな日本の国家像が見えてくるのだ。

 したがって、我が国も、安全保障を念頭に置いた国家戦略をしっかりと立てておかねばならない。少なくとも、外国の国家戦略は戦争も躊躇しない冷酷非道なものであることを、これから政権を担う政治家に訴えたい。

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      赤線はブログ管理者による。

by antsuan | 2009-09-01 17:51 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
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Commented by sweetmitsuki at 2009-09-01 21:16
アメリカ発の金融危機、未曾有の不況、なんだか本当に戦争でも始まりそうで怖いです。
たとえ真珠湾が用意周到に仕掛けられたものだったとしても、原爆を落とされるまで戦争を終わらせられないように仕組まれていたとしても、歴史のifですが、もう少し何とかならなかったのかと考え込んでしまいます。
もしあの時の政治の担当者が民主党だら・・・
あ、いや、そんなことは考えたくもないです。
Commented by antsuan at 2009-09-02 09:45
・何時の世も、国家は指導者に翻弄されると云うことでしょうか。逆説的ですが、平和とは指導者のいない社会なのかも知れません。

mitsukiさん、歴史的には三国同盟締結が大きな分水嶺だったと云うことでしょう。三国同盟阻止に動いた米内光政、山本五十六、井上成美の海軍官僚につながる外務官僚がいなかった。
そこに至るまでだけでなく、それ以後もそして戦後もずっとずっと腐敗した外務省官僚によって我が国民は多大な犠牲を払ってきたことを、この本から知ることが出来ます。